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Buildings vol.17 - Green Street Courthouse

2012.06.30 (Sat)




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ⓒ bonovox45 (December,2010)



ダブリンの観光名所のひとつ、Four Courts(フォー・コーツ)のやや北東のエリアに建つ Green Street Courthouse。1797年に建てられた古い裁判所です。かつてはテロや組織犯罪など、安全保障に関わる重大な犯罪を裁く特別刑事裁判所(Special Criminal Court)として使われていました。



200年以上の長い歴史を持つこの裁判所は数々の有名な裁判の舞台にもなっており、古いところでは1803年のロバート・エメットの反乱(ユナイテッド・アイリッシュメンのリーダー、ロバート・エメットによる反英闘争)の裁判も、ここで行われています。



9月19日、ロバート・エメットが判決の前にこの裁判所の被告席から行ったスピーチは"Speech from the Dock"として語り継がれるほど有名になりました("The Dock"は被告席を指す英単語)。スピーチの後、エメットは死刑判決を受け、翌9月20日、キルメイナム刑務所で処刑されました。





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ⓒ bonovox45 (February,2012)



St.Stephen's Green に建つロバート・エメットの銅像。享年25歳。たいへんな能弁家だった。この銅像がまさに"Speech from the Dock"の時のエメットなんですね。



ほかにも1975年に起きたオランダ人実業家(Tiede Herrema 氏)誘拐事件の裁判(被告はIRA)や、映画化もされた著名なジャーナリスト、ヴェロニカ・ゲリン暗殺事件の裁判(被告はマフィア)などもこの法廷で行われています。



2010年、フェニックス・パークのメイン・ゲートのすぐ脇に新しく司法裁判所(Criminal Courts of Justice)ビルがオープンし、特別刑事裁判所はそちらに移転。裁判所としての役目を終えた Green Street Courthouse の建物は現在、司法関係のオフィスとして使われています。





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ⓒ Hogan, W. D (May,1921) from The National Library of Ireland



ちょっと角度は違いますが、20世紀初頭の古い写真があったので貼っておきます。設計者ははっきりとは分かっていないようですが、Whitmore Davis という建築家ではないかと言われています。



この Green Street Courthouse の並びには同時期に建てられた Debtor's Prison(借金返済不能者専用の監獄)の建物があってそちらも現存しているんですが、ちょっと長くなったので次回に続く→コチラ





無題7



場所だけ貼っておきます。上の赤い丸の所が Green Street Courthouse 。 Green Street と Halston Street という2つの路地に挟まれた場所に建っています。






(2012.6.30)



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