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Churches vol.6 - Former St. Andrew's Church

2012.04.25 (Wed)





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ⓒ bonovox45 (January,2012)



St.Andrew's Street と Suffolk Street が交わる場所に建っている、この建物。現在はツーリスト・インフォメーションとして使われていますが、かつては St. Andrew's Church というパリッシュ・チャーチ(小教区の教会)でした。宗派は Church of Ireland です。



St. Andrew's Church の歴史は大変古く、少なくとも17世紀初頭にまで遡る事ができます。もともと教会があったのは現在の St.Andrew's Street ではなく、ダブリン城に近い場所でした。




無題



wikipedia に載っている 1610 年のダブリンの地図にマークを付けてみました。赤い丸が当時の St. Andrew's Church、その横の緑の四角がダブリン城、オレンジ色の丸がクライスト・チャーチです。



この頃はクライスト・チャーチ周辺の城壁で囲まれた地域がダブリンの市街地でした。St. Andrew's Church が建っているのは、当時の城壁のすぐ外側。いまで言うと、シティ・ホールのちょっと東側、オリンピア劇場の向かいあたりの場所でしょうか。



現在の場所に移動したのは17世紀のなかば。William Dodson という建築家がデザインしました。屋根が円錐形をしていることから "The Round Church" という愛称で呼ばれていたそうです。



この "The Round Church" は 1800年に取り壊され、1807年に Francis Johnston デザインの新しい教会が建てられますが、この建物も 1860年には焼失。現在、建っているのは、1866年に完成した3代目(移転前を含めると4代目)の建物です。





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ⓒ bonovox45 (June,2007)



設計は William Henry Lynn、Charles Lanyon、John Lanyon の3人からなる "Lanyon, Lynn&Lanyon" の事務所です。様式はゴシック・リバイバル。 ツーリスト・インフォメーションの正面入口になっている北側の回廊の天井は交差ヴォールトになっており、とても美しいです(上の写真)。北側の回廊の上部には外壁を支えるフライング・バットレス(建物の外側に飛び出した梁)が数本かけられていて、ゴシック建築らしさを感じる事ができます。





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ⓒ bonovox45 (February,2012)



ダブリン・ツーリズムは1995年にこの St. Andrew's Church を購入、翌1996年にツーリスト・インフォメーションとしてリニューアル・オープンしました。ちなみに1995年当時、教区民はたった2人にまで減少していたそうです。



リニューアルはしましたが内部の基本的な構造は教会当時のまま。身廊と側廊の間のアーケードも、そのまま残っています。かつてオルガンが置かれていた2階部分は現在カフェになっていて、ひと休みするのに便利です。





(2012.4.25)







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