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Monuments vol.9 - Oscar Wilde & Eduard Vilde

2012.04.23 (Mon)




DSCN2802_20140214125007993.jpg
ⓒ bonovox45 (December,2009)



上の写真は、ゴールウェイの William Street にあるオスカー・ワイルドの銅像。 William Street はゴールウェイのメイン・ストリートなので見た事がある方も多いでしょうが、こうは思いませんでしたか?「ところで右の人は誰 ?」と。「ゴールウェイに住むオスカー・ワイルドの親戚とか? でも、ワイルドってダブリン出身なのに、なぜここに銅像が?」と不思議でした。





DSCN2800_20140214125006759.jpg
ⓒ bonovox45 (December,2009)



銅像の下の銘板。こんな風に書いてあるので「親戚の人?」とか思ってしまったわけですが、実は右の人はエストニアの国民的作家、エトゥアルト・ヴィルテ (Eduard Vilde)という方。初めて聞く名前ですが、エストニアでは大変有名な方らしいです。





無題



エストニアの場所、いちおう貼っておきます。学校で習った「バルト三国」のうちのひとつですね。





さて、そのエストニアの南東部にタルトゥー(Tartu)という町があるんですが、そこにゴールウェイのあの銅像とまったく同じものが設置されています。





800px-Tartu_statue_wilde_vilde.jpg
Image from wikipedia



これがタルトゥーにある銅像。Tiiu Kirsipuu(読めない…)さんという彫刻家が1999年に造った作品です。実はこのタルトゥーにあるものが本家。ゴールウェイのものは、タルトゥー市から2004年に贈られたレプリカなんです。



この銅像があるのは、タルトゥーにある「The Wilde Irish Pub」という店の前。オスカー・ワイルド自身はタルトゥーには何の縁もないんですが、このパブができた事がきっかけとなり、タルトゥー市民にとってワイルドの名前が身近なものになっていったようです。



それぞれヨーロッパの西の端と東の端に位置する小さな国であり、さらに「Wilde」「Vilde」というちょっと似た綴りの国民的作家がいる…という事で、シンパシーを感じたんでしょうか?



若干「無理やりでは…」という感じもするんですが、とにかくそのシンパシーを形にしようという事で、タルトゥーの銅像が造られました。2人の作家はもちろん実際に会った事はありません。架空の対話をしている設定です。



ベンチの端と端に座っているのは、ヨーロッパの西の端と東の端を意味しているんでしょうか。そう考えると、この銅像がワイルドの出身地であるダブリンではなく、アイルランド西部の港町ゴールウェイに寄贈されたのも、なんとなく分かるような気もします。




参照 : Wilde Guest Apartments ( The Wilde Irish Pub の系列店 ) official site





(2012.4.23)






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コメント
今日、テレビ朝日、「世界の街道から」で。
この、オスカーワイルドの像が紹介されていました。

ですが、向かい合った像が誰なのか、分からずじまいでした。
(放送上はあったのに、聞き逃したのかもしれませんがww)

検索をかけて、ここを発見。
おかげさまで分かりました、ありがとうございました。

エトゥアルトビルテ、日本語訳の著作があれば読んでみようかな。
カノイ | 2012.11.12 22:03 | 編集

はじめまして、コメントありがとうございます!

エストニアという国じたい、日本人にはあんまり馴染みがない
国ですもんね。私もまったく知りませんでした。

日本語訳のものが出版されているのかどうか、はなはだ微妙な
感じですが本国では大変有名な作家らしいので、私も機会があっ
たら読んでみようかなと思います。
bonovox45 | 2012.11.13 01:47 | 編集
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